今回は食事について書こうと思います。
ゴールデンウィーク前に、知人から16時間食事の間隔を空けることで、腸を休ませ細胞を活性化させるという食事療法があることを聞き、それ以来実践しています。
寝る時間も含めるので、夜8時までに夕飯を済ませ、翌日12時にランチをします。
もちろん水分を取ることはできますから、朝はコーヒーを飲んで過ごしています。
ランチから夕飯までにお腹が空いたら、素焼きのナッツを食べることを推奨していました。
最初はお腹が空く感覚がありましたが、1週間も経つとほとんどお腹が空かなくなりました。

 そして、毎回の食事が美味しく感じられます。
これは新しい発見でした。
また味わって食べるせいか、食事の時間を20分以上かけゆっくり噛み締めて食べるようになりました。

 体にどんな変化が現れたかというと、これまで食事を摂ると眠くなっていたのに、それがなくなりました。
これは糖分を過剰に摂取するとドーパミンなどの物質が出て脳内を麻痺させ眠くなるようです。
また本当にお腹が空いた時以外は食べないようになったので、1食しか摂らない日も少なくありません。
その翌日に朝10キロ以上のジョギングをしても疲れることはなく、むしろ元気なくらいです。
体重も体脂肪も落ちましたが、何よりも嬉しいのは体が喜んでいるのが実感できることです。

 5月31日の日経新聞にベジ・アスリートたちの特集記事が出ていました。
世界の第一線で活躍するプラント(植物)ベースの食事をしているアスリートの特集でした。
その記事の中に Netflix で公開された「ゲームチェンジャー スポーツ栄養学の真実」という映画が紹介されていたので、早速視聴しました。
そのドキュメンタリー映画では、これまで常識と思っていたことが悉くひっくり返されていきます。
肉食の方が菜食よりもパワーがあるのではないかと思われていますが、実際にはプラントベースの方がパワーが発揮され、持久力があることが映画の中で実証されています。
アメリカンフットボールの選手の怪我の回復力は肉食よりも菜食の方が早いと言っています。

 そしてこの映画の中で最も印象に残ったのは、肉食であることによって森林破壊が進み、破壊された森林だった場所を畑にし、飼料を作り大量の水を消費していることです。
ある科学者はハンバーガーのパテ1つに2,400リットルの水が使用されていると言っています。

 しかし、この状況を劇的に変える方法があると言います。
それは動物主体から植物主体へ食生活を変えることです。
そうすることで、農業によるガスの排出量は73%削減され、一人当たりの水を100万リットル削減するとの試算があるそうです。

 もちろん今すぐ全てを変えることはできないかもしれません。
しかし、できるだけ野菜を多く、肉と乳製品を少なく摂ることは今すぐできます
私自身も、動物主体の食生活からプラントベースの食生活に変え始めています。
それによってどんな体の変化が起きるのかワクワクしています。

皆さんも始めてみませんか。


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        紫陽花が咲く季節になりました。